スノーピークが作ったサウナ施設へ行ってみたい!
どんなサウナ?
日帰り利用はできる?
料金や予約方法は?
この記事では、こんな疑問を解決します。
『スノーピーク *Snow Peak』
オートキャンプ製品を中心にハイエンドなアウトドア製品の開発・製造・販売を展開するアウトドアブランド。
公式HPから引用
キャンプ好きの方なら、一度はスノピの商品を見たり使ったりしたことがあると思います。
世界に誇れる日本のアウトドアブランドです。
その本社のある新潟に、2022年4月 サウナ付きのスパがオープンしました!
『Snow Peak FIELD SUITE SPA』
宿泊してきた感想を率直に言いますと、
『サウナも宿も良すぎる!』
今まで150以上のサウナ施設へ行ってきましたが、
ここのサウナの『自然との一体感』は別格でした。
*スパは日帰りでも利用可能です。
(日帰りは予約は不要。)
独特なデザインの建物やお部屋、
キャンプ場も本当に素敵だったので、
サウナーの皆さんにぜひ行ってみてほしい施設です。
今回は私の実際の宿泊体験をもとに、たっぷりとその魅力をご紹介します!
ぜひ最後までお楽しみください。
施設の特徴
スノーピークが本気で作ったサウナ
『人生に野遊びを』
野遊びをすることこそ、自然のリズムを取り戻し、人間らしさを回復する最高の手段だと、私たちは信じています。
スノーピークについてから一部抜粋-公式HP
そんな理念を持つアウトドアメーカー、
スノーピークが本社のある新潟県下田に初めて作ったスパ施設です。
(2022年4月開業)
コンセプトは
『人間の芯まで、温まってゆく』
魅力は本格的サウナです。
大きなサウナ室には、巨大なikiストーブが。
スノーピークの本気度が伝わってきますね!
自然をすぐそばで感じる素晴らしいサウナ体験は、後ほどたっぷりとご紹介します。
自然との一体感を生む建築
薪で覆われた屋根、
山々を見渡せる大きな窓。
大自然の中、見た事のないフォルムの建物に驚きます。
建築は世界的建築家である、隈研吾さんが担当。
館内に使われる土壁や木材は、すべて地元新潟の素材を使用しています。
屋内と屋外の隔たりを感じさせないデザインが、
自然との圧倒的な一体感を生み出しているんです。
建築だけでも一見の価値があります。
宿泊体験は後半にまた詳しくご紹介します!
宿泊予約はこちらから
野遊びできるキャンプ場
スパ施設の目の前には、広大なキャンプ場が。
スパ利用者は無料で散策することができます。
広さ5万坪の草原は圧巻!
キャンプグッズをレンタルすることもできるので、手ぶらでキャンプも楽しめます。
キャンプ宿泊 + スパ利用というのもいいですね。
さぁ楽しみな気持ちがピークに達したところで、
実際に施設へ行ってみましょう!
アクセス
東京からの主な経路
①新幹線: 東京駅〜燕三条駅(2時間)
②レンタカー: 燕三条駅〜施設(40分)
(合計移動時間:約3時間)
近くに駅や空港はないため、
どのルートでも車が必要になります。
今回は新幹線とレンタカーを利用しました。
東京駅から約2時間、燕三条駅に到着!
燕三条駅からの交通手段は車しかありません。
新幹線で行くなら、レンタカーが便利です。
駅周囲には、徒歩で行けるレンタカー店がいくつかあります。
今回はJネットレンタカーさんを利用しました。
整備された国道をドライブすること40分、
ついに施設へ到着!!
見たことのないような外観の建物に
ワクワクしますね。
よく見ると、屋根には本物の薪が!
自然との一体感を、ここからも感じられます。
それでは、早速サウナへ行ってみます!
サウナ体験
スパの利用方法
*日帰りでも利用可能です。
(日帰り入浴は予約は不要。)
日帰り | 宿泊 | |
入浴時間 | 10~21時(最終受付 20時半) | 左の時間 + 7~9時、21~22時(最終受付 21時半) |
料金 | 1600円(12歳未満 1100円) | 宿泊料金に含まれる(宿泊中は何度でも利用可) |
宿泊するメリットは、
宿泊者のみ利用できる時間帯があること。
(朝7〜9時、夜21~22時)
この時間はほぼ貸切の様に使えます!
メインの建物に入ったら、奥の受付でチェックイン。
スパ利用のためのロッカーキーをもらってから、
スパのあるB1階へ向かいます。
スパ入口前で靴をロッカーに預けて、イン!
サウナーなら37!
無意識にとっちゃうよね。笑
自然とすぐそばの浴室
目の前には、大自然。
大きな窓のため、開放感がたまりません。
内湯なのに外との距離を感じないほど。
洗い場も一列にずらっと並びます。
なるほど、どこに座っても外の景色を眺めることができました。
桶と椅子は、新潟県産の杉を使用しているそう。
自然のぬくもりを感じられます。
露天には大きく切り開かれた屋根が。
この土地のありのままの自然の魅力を、
最大限に引き立てる造りだそうです。
露天風呂に浸かりながら、山々を眺めてぼんやり。
自然との一体感が、すでに生まれてきます。
体も少し温まったところで、いよいよサウナへ!
焚き火のように熱いサウナ室
サウナ室の設備
温度:95~100℃
収容人数:20人
セルフロウリュ:○(15分毎に可)
ここでも自然が目の前に。
巨大な窓のおかげで、
自然を眺めるというより『包まれる』感じです。
巨大なikiストーブを囲むように配置された座席は、焚火をしているようでした。
これぞスノーピークなサウナ。
これだけ広いのにしっかり熱いのは、どうして?
その理由は背面に隠されたもう一つのストーブ(ボナサウナ)。
中央のストーブと合わせてダブルで温めているんです!
湿度もしっかりあるので、
心地よく蒸されることができます。
ikiストーブにセルフロウリュしてみます。
ジュワ〜〜。
すごい迫力で蒸気が舞いました!
最上段で受けると、驚くほどの熱さ。
焚き火を浴びるように、体はすぐに温まりました。
景色だけでなく、
サウナとしてのセッティングも素晴らしかったです!
ikiストーブ+ボナサウナで
最高に熱いセッティング!
深く冷えた水風呂
水風呂の設備
温度:16℃
収容人数:4人
水風呂は深さ120cm。
体がすっぽりと包まれて、浮くことができます。
下田の水だからか、
キリッと冷えているのに優しい肌触り。
男性側は壁がガラスになっていて、
サウナ室と同様の景色を見ることができました!
上から小さな滝のように水が落ちていて、
頭からも水をかぶることもできて最高に気持ちいい!
深くて広い!
そして水質も良いんです。
自然に包まれる外気浴
露天のデッキには、
スノーピークのオリジナルチェアがズラリ。
この椅子、背もたれが深くて
ものすごくリラックスできるんです。
それに座り、粟ヶ岳を望めます。
虫の音、風の音を聴きながら
もう自分が誰かわからなくなるくらい、
自然に包まれる感覚。
自然をそばに感じながら、
最高のサウナ体験ができました!
圧倒的な自然との一体感!
次は冬の景色も
みてみたいなぁ〜。
施設設備
気軽に食事ができる!Snow Peak Eat
営業時間:11~21時 (フード Lo.20時 ドリンク Lo.20時半) *15〜17時はドリンクのみ
スパからの湯上りに、気軽に利用できる食事処です。
*日帰り利用で時間があまりない方や、
カフェだけしたい方はここがおすすめです。
私たちは、2日目のチェックアウト後のランチで利用しました。
半面は全て窓となっており、
開放感があっていい雰囲気です。
湯上りに、野を眺めながらまったり。
サウナ最高だったなぁ〜と余韻に浸れました。
テラス席で食べることもできます。
晴れていれば、外も気持ちいい!
メニューは本格的なおばんざいから、
ラーメンやカレーなどの定番まで揃っています。
サウナ上がりに、まずはクラフトコーラを。
スパイスが効いていて美味しい!
ソフトクリームもいただきました。
搾りたてのミルクを使っているそうで、
濃厚なのにさっぱり!ペロリでした。
かつカレーも間違いない王道の味!
そして今回一番美味しいと感じたのは、
意外にもラーメン。
一見普通の醤油ラーメンなんですが、
魚介系のダシと麺の香りがすごく良くて、
クセになりました。
味変で青山椒をかけるのも面白かったです。
個人的に一押しでした!
絶景を見ながら、フルコース!Restaurant 雪峰
<営業時間> 朝食(宿泊者のみ): 7時~9時 ランチ: 11時半〜15時 ディナー: 17時〜21時
施設1階にある、本格的レストランです。
地元の野菜や魚などを使った繊細な料理が楽しめます。
今回はディナーで利用させてもらいました。
もちろん、サウナで味覚を研ぎ澄ませてから。
ここでも大きな窓から下田の景色が楽しめます。
今回は夏の美しい栗ヶ岳が。
素晴らしい景色を見ながらディナースタート!
盛り沢山のフルコースに、大満足。
どれも言葉では表現できないくらい、
美味しかったです!
季節やその日の食材によって、メニューは変わるそうです。
その時しか食べられない料理、素敵ですよね。
地元の日本酒も、いただきほろ酔い上機嫌。
至福の時を過ごせました。
朝食も同じレストランでいただきました。
ボリュームたっぷりの御膳です。
ご飯とお味噌汁もいただけて、大満足!
ぜひお時間ある方は、
こちらのレストランも楽しんでみてください!
どこまでも広がるキャンプフィールド
基本情報
・デイキャンプ、宿泊プランあり
・各種スノーピーク製品のレンタルサービスあり
*スパ施設宿泊者は無料で散策利用可能
スノーピークと言えば、、キャンプですよね!
施設の目の前にはキャンプフィールドが広がります。
なんと、その広さ5万坪!
地図では左下がスパ、目の前はキャンプサイトAです。
宿泊者は無料で入ることができます。
とんでもなく広いので全部は無理でしたが、
2日目チェックアウト前に時間があったので、
Aのサイトだけ少し散策してみました。
どこまでも広がる草原は
歩いているだけで、癒されます。
思いっきり夏の空気を吸い込みました。
誰でも使えるテントなどもあり、
手ぶらでキャンプ気分を楽しむこともできました。
次来るなら
キャンプもいいね!
まだ準備中のようですが、『Snow Peak Go』という製品のレンタルと特製ランチを楽しめる日帰り利用のサービスも利用できるようになるようです。(公式HP-過ごし方)
これからも楽しみですね!
限定グッズが買えるショップ
営業時間: 10~21時 取り扱い商品: スノーピークのギア、アパレル 館内着、限定品、食料品、工芸品など...
館内の入り口入ってすぐの場所に、
スノーピークグッズが買えるショップがあります。
ここでしか買えない限定アイテムがたくさん!
オリジナルグラス、かっこいい!
タオルやアメニティ類もありました。
その他にもキャンプグッズなど盛り沢山!
ついついたくさん買ってしまいそうになりますね。笑
ちなみに、スパ施設から近いキャンプ場内にも別のショップがあります。
こちらでもスノピグッズがたくさん揃っていました。
衣類はこちらの方が多かったです。
限定グッズコーナーもありました!
今回はお手頃な限定手拭いをゲット!(一番左のもの)
銭湯などで使えそうですね〜。
オシャレなグッズが揃っていて、
ファンにはたまらないショップでした。
手頃なお土産を買うならこちらもオススメです!
ここまでは日帰り利用できるエリアをご紹介しました。
いや〜日帰りだけでも、十分満喫できますね!
でも、
『どうせならこの施設に泊まってみたい。』
そんな方のために、宿泊したお部屋をご紹介します!
宿泊体験
スパや食事処も素晴らしかったですが、
自然との一体感を最も感じたのは、実はお部屋でした。
お部屋のタイプは
ヴィラタイプ、モバイルハウス*の2種類。
今回はヴィラタイプの2番目に広い、
ジュニアスイートというお部屋に泊まってきました!
(*モバイルタイプも後ほどご紹介します。)
ジュニアスイート基本情報
定員 | 4名(大人2名、小学生以下添い寝2名まで) |
チェックイン/アウト 時間 | in 15時 / out 11時 |
料金(1泊) | 121000円〜 |
お値段は決して安くはないですが、より深く自然との暮らしを楽しむことができ、大満足でした。
それでは詳細をご紹介します!
扉を開けると、すぐ目の前には森
『え、外なの?』
と思うくらい、自然との距離が近いんです。
全面窓となっているので、
昼間は電気をつけなくても光が溢れます。
自然との一体感とは、本当にこのこと。
部屋に仕切りがなく、開放感たっぷりです。
ベッドに寝転がると、まるで森の中。
目の前の深い森の景色に癒されます。
なんと、カーテンは自動で開閉できます!
朝目覚めて、『森とおはよう』なんてことも。
ウェルカムドリンクにスパークリングワインも置いてありました。
森の中でピクニック気分を味わえます。
天井も一面、薪。
すごい数です。
床の木も丁寧に作られていて、
歩くだけで気持ちがよかったです。
部屋にはスノピグッズがたくさん!
ファンとしてはこれだけでも、興奮しますね〜。
コーヒーグッズも全てオリジナルです。
快適なお部屋でコーヒーを煎れて、キャンプ気分。
玄関先にもグッズが収納されています。
ランタンや折り畳み傘。
雨の日用の長靴もありました。
飾られているだけで、絵になるグッズたち。
タオルにもオリジナルロゴが。
持って帰りたいのを必死に我慢しました。笑
まさに森林浴なお風呂
なんじゃこりゃ。。
スケスケすぎて、森の中のよう。
檜のいい香りの中で、
文字通り森林浴することができました。
爽やかすぎるお風呂。。
どこにいても自然の気配を感じる
不思議で快適なお部屋。
帰るのが惜しくなる、そんな素敵な体験ができました。
このお部屋に
また泊まりたい。。
このお部屋の宿泊予約はこちらから
小さめのお部屋でも快適!住箱
住箱の基本情報
定員 | 4名(大人2名、小学生以下添い寝2名まで) |
チェックイン/アウト 時間 | in 15時 / out 11時 |
料金(1泊) | 42900円〜 |
もう一つのお部屋タイプは、
住箱というモバイルハウス。
少しコンパクトですが、
料金はヴィラタイプよりお手頃です。
内装は木が丸ごと使われていて、かわいらしい造り。
自然をすぐ近くに感じる設計はこちらも健在。
間取りも大人2人なら、
ゆったり楽しめそうですね。
お風呂はなく、洗面台とシャワーのみついています。
『ヴィラタイプほど予算はかけれないけど、お部屋には泊まりたい。』
という方にはこちらがおすすめです!
このお部屋の宿泊予約はこちらから
まとめ
今回はSnow Peak FIELD SUITE SPAでのサウナ体験を中心にご紹介しました!
自然との圧倒的な一体感を感じることができる、
全てからスノーピークの『野遊び』を大切にする魂を感じることができました。
サウナが好きな方も、キャンプ好きな方も
ぜひ一度訪れてみてください!
きっと楽しさのピークに出会えると思います。
ではまた次の旅でお会いしましょう。
『アートな建築や自然を感じるサウナが好きな方はこちらの記事もチェック!』
基本情報
施設名:FIELD SUITE SPA HEADQUATERS snow peak アクセス: 新幹線 東京駅〜燕三条駅 (約1時間55分) 車orタクシー 燕三条駅〜施設 (約40分) 営業時間:10~21時(日帰り利用) 料金: <日帰り利用(一般)> 大人1名様 ¥1,600 子供1名様(12歳未満) ¥1,100 <宿泊> 宿泊代金に準ずる -公式HP参照